犬の腎盂腎炎症状と治療

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犬の腎盂腎炎は、獣医師にとっても、はっきり言って確定診断が難しいです。

なぜか?

症状(下記に記述)から腎盂腎炎を疑った場合先に治療をしてしまうからです。

それで治れば腎盂腎炎だったんだろうとなるわけです。

腎盂に針を刺して細菌感染を証明する事が確定診断の一つですが、

自分は腎臓に針を刺すリスクを考えてしまい、やったことないです。

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原因

細菌感染が原因だが、その犬自体の免疫が下がっていることが根本原因の事もある。

免疫を下げる原因となり得る疾患

副腎皮質機能亢進症、糖尿病、腎不全、尿結石、前立腺疾患 膿皮症

 

症状

食欲がなくなる 元気がなくなる 熱が出る お腹(腎臓)を痛がる  水をよく飲む おしっこが多い

血液検査では尿素窒素(BUN)の上昇

尿検査で細菌が見られる

診断は上記の症状に加え(全てがみられるわけではない)超音波検査で腎盂の拡張や尿管の拡張を確認する。

 

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治療

抗生剤を使用する。

できればどんな細菌が感染して、どの抗生剤が効果があるのかを調べる感受性試験を行い、最終的な抗生剤を決定する。

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経験上普通の細菌感染ならどんな抗生剤でもすぐに効果が出ます。

ただしなかなか症状が落ち着かない場合は、感受性試験の結果を待たず、ファロペネムやホスホマイシンといった抗生剤を使います。

特にホスホマイシンはよく効く抗生剤という印象があります。

感受性試験に沿った抗生剤を使っているのになかなか治らない場合は

基礎疾患(副腎皮質機能亢進症、糖尿病、腎不全、尿結石、前立腺疾患 膿皮症)を積極的に治す必要があります。

これがあることで再発したり、難治性の腎盂腎炎になります。

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